457 Kitaibaraki JC Since 1970

理事長所信


第54代 理事長 菅野 元
「KITAIBARACTION」
まちのために行い、ひとのために動く

 

【はじめに】

 私は2021年の7月、「まちのために行動しよう!」と思い立ち、最初にお誘いを受けてから5年越しに自らの意思で入会させて頂きました。入会して思ったことは5年前に行動するべきだったと悔やんでいます。仕事で得ることのできないスキル、そして、全国各地、世界各地のメンバーとの交流、普段では関われない機関や団体との人脈など、ほかにも多くのことを青年会議所で得ることができました。青年会議所は星の数ほどの機会が散りばめられています。

 しかし、この機会を掴めるのは行動を起こしたメンバーだけです。「百聞は一見に如かず」という言葉の続きに「百見は一考に如かず」、そして「百考は一行に如かず」という言葉があります。何度も何度も考えていても、たった一度の行動に及ばないという考えです。この先に一効(成果)一幸(幸福)一皇(ひとのため)と続きますが、誰に何を言われようと、自分の行動は自分次第であり、行動が多ければ多いほど失敗や困難にも多く直面すると思いますが、その分だけ成果や高豆蒄、そしてひとのためにつながっていきます。何事もやってみなければわかりません。私たちは、一人ひとりの行動を通じて、社会をより良くするための運動を起こさなければなりません。それが私たち青年会議所の役目であると信じています。

 

【ブランディングを通して仲間の輪を広げよう】

 どれだけ良い事業を行っていてもブランディングのやり方次第で市民に注目されないことがあります。北茨城青年会議所もその一つです。実際に私は入会するまでどういった組織なのか分かりませんでした。

 市民に共感していただきメンバーがかっこいいと思って頂けること、そしてメンバー一人ひとりが青年会議所の一員として自信を持てるようにブランディングを高めること、そして仲間の輪を広げていくことに大きくつながります。増やすのではなく、自然と輪が広がっていく、そんな行動を起こします。

 

【諸大会への参加、そしてLOMのそとへ】

 ある方から「菅野君はどこにもいるね」と言われてことがあります。普段からなるべく多くの学びの機会をつかみたいとたくさんの事業に参加しています。皆様は、いつでもどこでも大歓迎で色々な発展と成長の機会を提供して下さり、これまで様々な学びを得ることができました。だからこそ、北茨城青年会議所メンバー一丸となって外へ飛び出します。そしてLOMの外で学んだことをしっかりと持ち帰ってくること、茨城中、日本中、世界中のメンバーとのつながりを増やすことこそが、組織の強化につながります。

 

【自分の周りに人々に大きな感謝を】

 何事にも感謝することは一番大切だと思っています。自分がいま生きていることや、もちろん支えてくれている家族や友人に対してもそうです。全てのことに感謝しています。楽観的だと思いますが、そういった気持ちを常に持っているとありとあらゆる面でうまくいく気がします。特につらいとき、苦しいとき、困難に直面した時、こういった時こそ感謝を出来るか出来ないかによって物事がうまく進むか進まないかは決まってくると思います。うまくいっていない時は感謝の気持ちを忘れてしまっていることが多いです。極端かもしれませんが、感謝の気持ちを持てば心に余裕ができるので前向きになれます。私たちは感謝から感謝へと、感謝の循環が増えていく行動を起こします。

 

【北茨城の未来を担う子供たちへ】

 私は北茨城という地域が好きです。生まれ育った町であり沢山の文化歴史自然があります。今の子どもたちもこれからの子どもたちもそうであってほしいです。だからこそ多くの体験や機会を提供することが私達青年会議所の役目であります。

 様々な体験活動は、自己肯定感や協調性など、ウェルビーイングの向上に資するものであって、体験を通して他社と協働することにより共生社会の実現にもつながる意義を有するものであり、その機会の充実を図っていくことが必要になります。

 

【むすびに】

 私は理事長として、あまりにも経験や能力が不足しています。でも私は、この組織でなら理事長を成し遂げられると確信しています。なぜなら、この北茨城青年会議所は世界一の組織であることを知っているからです。世界中の青年会議所を見てきましたがこれ以上の強い組織はありません。だからこそ、北茨城青年会議所の本気の行動を起こしていきたいです。

 一人ひとりの本気の行動がひとつになること、それこそが、社会をよりよくする大きな運動につながっていくはずです。

 今この瞬間はあっという間に過去となります。青年会議所で何を成し遂げたいですか。

 パワフルな北茨城よ、さあ、ACTIONを起こそう。