457 Kitaibaraki JC Since 1970

理事長所信

第52代理事長 山名 哲也

「あなたの成功が、わたしの成功になる」

【はじめに】
 私は2013年に北茨城青年会議所の門をくぐりました。これまでに様々な学びの機会をいただき、多くの先輩諸兄姉からいただいた言葉が心に残り、今の私の大きな糧となっています。JCでの活動を通して、自身と向き合い、地域に向き合ってきました。しかし、これまでを振り返ると、メンバーに対し本気で真摯に向き合っていたのか疑問を感じました。メンバーの成長を信じ、成長の機会を進んで提供してきたのか。そもそも青年会議所とは、どのような団体なのか。本来の私たちは失敗を恐れず、青年らしく地域の社会課題を捉え、より良い地域を創るために汗をかきながら、切磋琢磨を繰り返す団体です。そして、いつの時代も変わらず動機の根底をなすものは地域を愛する心です。私は失敗を恐れます。進んで目立つことを恐れます。友から嫌われることを恐れます。しかし、同じ理念を持つJCの仲間だから、心の底からメンバーの可能性を信じ、貢献し、この北茨城の社会課題に真正面から挑戦する一年にすることを誓います。

【災害時連携への備え】
 私たちが活動する北茨城市は7町からなり、大きくは北部、中部、南部と分かれています。海と山に囲まれ、自然豊かな地域であり、大きな災害に見舞われることもありません。東日本大震災では例外なく大きな被害がありましたが、行政主導の迅速な復興によりほぼ完了したと言って過言ではありません。しかしながら、行政主導によって防災、減災について整備されていますが、もしまた災害が起こった場合に、我々JCに出来ることはないのでしょうか。あらかじめ災害を想定し備えることが大切であり、地域包括的に対応する準備を整えておく必要があります。

【青少年育成】
 コロナ禍を経験し、地域の青少年を取り巻く環境は大きく変化しました。ただし、これまでとは違った視点での課題が浮き彫りになり、JCに求められる役割も変化したのではないでしょうか。直接的な交流が難しいのであれば、それぞれの指導者を通して青少年の成長に働きかけることが可能だと考えます。地域で様々に活動する指導者のリーダーシップを向上させることは大きな運動になりうると信じます。

【地域振興】
 地域間の移動が制限され、これまで推進してきた交流人口の増加による経済循環にブレーキがかかっています。観光業を始め、そこに付随する多くの事業者が困窮しています。これまでとは違った視点から、地域経済を見直す必要があります。では、どのような視点があるのだろうか。

 北茨城ではダイバーシティといった考え方がまだ根付いていないかもしれません。だからこそ、JCが率先して多様な意見が出される場を創出し、新たな思考が生み出されるきっかけを作るべきです。

【指導力開発】
 わたしは、JCでの経験から数多くのスキルを得てきました。JCに入会しなければ、全く違った人生になっていたと言っても過言ではありません。パソコンのスキルはもちろん、時間管理術、モチベーションを高く保つ方法など、自身のためのスキル。そして、マネジメント能力、リーダーシップ、スピーチ、プレゼンなど対人関係におけるスキル。メンバー各々の成長することにより、魅力を磨き、それが組織の魅力につながっていきます。能力開発を続け、自信を持ち、JC以外のフィールドでも活躍することで、JCの魅力発信になります。

【仲間づくり】
 皆さんはJAYCEEであることに自信を持てますか。組織は、個の集合であり、特にJCにおいてはメンバーの魅力が組織の魅力として直結していると強く感じます。自己への自信、JAYCEEとしての自信、運動への自信を持つことが重要です。その上で、JCが提供できる価値はどのようなものでしょうか。何を、誰に、どのようにして与えることができるでしょうか。その価値を、まだ見ぬ仲間に得ていただく機会を創りましょう。

【パートナーシップ】
 私たちは社会をより良くするために社会課題を捉え、運動を展開しています。しかし、LOMが社会に与えるインパクトには限界があります。より強烈な変革を起こすために、同じように地域で運動を行っている他団体・個人の力を借りる必要があります。私たちだけでは達成困難な目標でも、パートナーの力を借りることで、容易に達成できるかもしれません。私たちが掲げる理念に共感していただける同志と、パートナーシップを構築していく必要があります。

【さいごに】
 2022年12月31日をもって、私は卒業します。多くを学び、たくさんの仲間と出会う機会をいただいた青年会議所には感謝しかありません。もしも、JCに入会していなかったら。もしも、最後までやりきることができなかったら。今とは全く違った生活を送っていると確信しています。それほどに、JCでの経験は強烈でした。私はこれまでの8年間、自己成長のためにJCを使い倒してきました。

 最後の一年間、その経験をしっかりと伝え、メンバーの成長の糧となります。私の使命は、地域を愛し、地域をより良くしようと志を持つ青年を一人でも多く輩出することです。どうか皆さんの力を貸してください。そして、まだ見ぬ同士であるあなたへ、私たちと共にこの地域を盛り上げましょう。私たちは、あなたの参画を心から待ち望んでいます。

基本理念 広大な愛と思考で地域をおこそう

基本方針

  1. 理念共通拡大の推進
  2. 地域における災害時連携の確立
  3. 自己肯定感を高める青少年健全育成
  4. 多様性あふれる人材が活躍する地域創生
  5. リーダーシップを磨く指導力開発
  6. 地域振興のためのパートナーシップ構築