457 Kitaibaraki JC Since 1970

第48代理事長 山名 哲也

ありがとう
 周りで支えてくれている全ての方へ、何よりもまず先に感謝の気持ちを伝えたい。この世界に生まれた時から、一体どれだけの人々に助けられてここまで生きてきたのか分からない。たった一人で生きている気になっていた時があった。自分だけが歯を食いしばって頑張っている気になっていた時もあった。しかし、冷静に思い返すと、どんな時でも傍には仲間が、そして家族がいて支えてくれた。青年会議所に入会した時も、本当に正しい選択なのか迷った。JCとはなんぞや。まだまだ答えは出ないが、入会前には出来なかった経験と、自己成長の機会と実感、一生の付き合いだと信じられる多くの仲間に出会えたことに感謝している。そして一年間、理事長という、とても大きな成長の場を与えてくれたメンバー全員に、心から感謝したい。とても多くの方々に恵まれて、今の自分があることに改めて気付くことが出来た。そして、ここまで育ててくれた両親へ、ありがとう。

私の思うJCとは
 2年後に50周年を迎えるにあたり、しっかりと北茨城青年会議所の存在意義を理解しなければいけない。1970年に初代理事長をはじめとする創設メンバーがどのような思いで北茨城青年会議所を立ち上げたのか。この地域において、どのような役割を担ってきたのか。そして、常に変化する時代の中で、なぜ地域に必要であると考えるのか。私たちは独立した一つの法人としての相応の責任を持って、地域をより良くしたい一心で運動を展開している。誰かに許可を得るものではなく、まして後ろめたさを持つものでは決してない。一人ひとりが個人としての魅力を磨きつつ、個人では実現不可能な変革を起こしていく団体であるべきだと考える。そして、メンバーそれぞれが互いに真摯に向かい合い、切磋琢磨し合うことで、これ以上ない成長の場を自らの手で作り出すことができる素晴らしい団体だと確信している。

政治への関心
 地域に必要とされるJC活動を考えていくとき、行政に強い関心を持って係わっていかなければならない。Jayceeと同じ世代である20~40歳の、政治に対する意識の低下には危機感すら覚える。まして今は、18歳から選挙権を行使できるのである。ただでさえ人口比率の低い私たちの世代が、このまま政治に無関心でいるなら、行政が私たちの世代を軽視するのは当然である。選挙で投票をしないということは、極端に言えば、何をされても文句がないと言っているようなものである。ところが仮に、私たちの世代の選挙投票率が100%になったら、どのような政策が生まれるだろうか。考えただけでも楽しくなる。若者たちが主権者意識を持ち、政治への関心を持つことが出来れば、地域は大きく変わるはずである。若い世代の考えや思いを行政に反映させることは、私たちが暮らす北茨城にとって間違いなく良い方向へ動くきっかけになる。

青少年育成
 北茨城青年会議所の存在意義を考えたとき、青少年育成の分野において大きな存在感を持っているのは間違いない。私自身、小学生のころに参加したイベントなど、知らず知らずのうちに青年会議所のお世話になっていた。子どものうちに経験したことは、大人になってから、あらゆる場面で思い出され、問題解決のヒントになっていることも多い。学校では学べない大切なことを学ぶ機会を創る。様々な機会を提供していく中で、次代の北茨城を力強く牽引していく青年を育む。それこそが北茨城青年会議所が胸をはって誇ることのできる一つだと確信している。

仲間
 私たちの仲間は誰か。青年会議所に入会していなければ仲間ではないのだろうか。地域を思い、より良くするために活動する多くの人たちが仲間なのではないだろうか。互いに手を取り、もてる知識や技術を共有することができるなら、北茨城がさらに発展することは間違いない。Jayceeとして日頃から学んでいることを地域の方々と共有することは、多くの面で有益である。独自のプログラムの開催はもちろんのこと、様々なセミナーに参加して感じたことを自身の言葉で伝えることも積極的に行うべきである。共有し対話をすることで、さらに多くの気付きを得ることができる。青年会議所の枠にとらわれず、常に良質な情報を取得し、様々な体験を行い、積極的な情報発信を心掛けよう。メンバー一人ひとりが人間力を高めることが、結果として会員の拡大に繋がる。

あるべき姿
 明るい豊かな社会の実現を目指す際に、私たちは何を支えとして行動していくのか。常に変化する社会に対し、その時々において必要とされる事業を構築していかなければならない。今一度、メンバー全員が一丸となり、2年後に50周年を迎える北茨城青年会議所の新たな太い柱を築いていく必要がある。この地域において必要とされる北茨城青年会議所とは、どのような組織であるのか。誰に、何を、どのようにして伝えていくのか。改めて基本に立ち返り、私たちが目指す、その時代においての本来あるべき姿はどのようなものか。常に目標を先に持ち、あるべき姿を追い求めよう。メンバーそれぞれが魅力あふれる人財となり、北茨城青年会議所が魅力的であろうと努力を続ければ、この先にどんな時代が来ようとも、明るい豊かな社会を目指して進むことができる。

最後に
 私たちは常に多くの方々に支えられて生きている。仲間、家族、そして多くの先人たち。数えきれない無数の恩を受け、今を生きている。その多大なる恩を、そっくりそのまま返すことは不可能である。ならば子どもたちに、後輩たちに、受け継いだ思いをしっかりと伝え、繋いでいこう。まずはメンバー一人ひとりが、Jayceeとして誇りを持ち、全力で今を楽しもう。そして、当たり前に感じている日常を有難いことだと自覚し、感謝を、そして恩を繋いでいこう。「ありがとう」を連鎖させる。それこそが明るい豊かな社会への一歩になる。

2018年度スローガン
【恩送り】
受けた恩に感謝し、次世代へ繋いでいこう